根は良い子のリナ サイコミ連載中 『明日、私は誰かのカノジョ』5話レビュー
マイルキンです。
今回は『明日、私は誰かのカノジョ』5話をレビュー。
第5話 Killing me softly⑤
雪
「・・・・・・・・ その申し出は受けないーー」
壮太が言う貯金は両親が大学の学費を払ってくれて生活の保障をしてくれた上で、バイトして貯めたお金。
それって壮太のお金? 雪は奨学金を使って大学に行き、自分で生活費を捻出している。
つまり親からの援助は一切受けていない。
「自分のお金で来てーーー」と壮太に感情的に言ってしまった・・・
この時以降壮太から連絡が一度もない。後日雪はこの事を後悔する。
雪
「なんで感情的になって あんなこと言っちゃったんだろ・・・」
大学の講義が終わった後、雪は喫茶店でリナの元カレのフミヤについて愚痴を聞く。
彼氏だと思っていたフミヤが実は既婚者だったのだ。
二ヶ月前はパパ活で小遣い稼ぎしていたリナ。彼氏が出来て辞めたというのに。
フミヤとの出会いもマッチングアプリで平日夜しか会えないおかしい彼氏だったが。
ただ付き合っている時は愛を感じたようだ。またかなりの恋愛依存。
「根はいい子で可愛いんだけどなぁ・・・」と雪はリナを励ます。
出典:『明日、私は誰かのカノジョ』第5話 Killing me softly⑤ 6ページより
©をの ひなお
リナ
「・・・ありがと 自分でもわかってるんだ」
「きっとあと一か月もしたら元カレのことなんか忘れて別の相手作ってるんだろうなって・・・」
「でもこの時間が本当につらい・・・」
雪とリナが会話している途中にチャラ男二人組が突然乱入。
「どこか飲みに行かない?」とナンパ。雪は苛立ち断るが、リナは・・・?
リナ
「・・・リナ あの人達と遊ぼうかな・・・」
雪は止めるが、寂しさが埋まらないリナはチャラ男二人組に付いて行ってしまう。
仕事で男に嘘をつき続けることが当たり前の雪。
リナからもいつも冷静でいられるだと思われているが、冷静ではなくて他人に曝け出せる自分がないだけ。
雪
「・・・・・・友達じゃなきゃ埋められない 寂しさだってあるよ・・・・・・」
喫茶店を出ると久し振りに壮太から電話が。
壮太
「雪ちゃん 俺ちゃんとしたお金用意出来たよ」
雪
「うん」
出典:『明日、私は誰かのカノジョ』第5話 Killing me softly⑤ 13ページより
©をの ひなお
次のデートはレンタル彼女のお店を通さない丸二日間のレンタル。
雪と群馬県に一泊旅行に行きたいらしい。
ルール違反だが、相手は壮太だから手を出してこないだろう。
お金もそのまま手に入るし、おいしい条件。受け入れてしまう。
出典:『明日、私は誰かのカノジョ』第5話 Killing me softly⑤ 15ページより
©をの ひなお
終
以上です。リナを掘り下げたお話でしたね。雪とリナの友情ごっこを見たい。
次回もお楽しみに。
今回はここまで、それではー。
1話
前
次
電子版1巻
紙版1巻