雪と壮太の物語は終わり サイコミ連載中 『明日、私は誰かのカノジョ』10話レビュー
マイルキンです。
今回は『明日、私は誰かのカノジョ』10話をレビュー。
第10話 Killing me softly⑩
「・・・わかった」と少し間を置いてから雪は壮太の封筒を受け取る。
壮太が席を離れ、雪は沈黙のまま部屋で棒立ち。このままここで残るのか、それとも・・・?
1時間後、壮太が部屋に戻ってきた。重い扉を開けるとそこには雪が・・・?
いや、いなかった。雪は壮太の思いを受け取れず帰ったのだ。
雪は新幹線の車内で自分のレンタル彼女の予約リストのメールを確認する。
さらにNGリストに壮太を入れるメールを雇用主に送ろうとしている。
このまま雇用主の方にメールを送れば壮太とは会えなくなる。
出典:『明日、私は誰かのカノジョ』第10話 Killing me softly⑩ 6ページより
©をの ひなお
10分悩んだ末、最終的に雪は雇用主にこのメールを送ってしまった。
即決せずに10分間悩んだということは少しでも壮太に思いがあったからではなかろうか。
都合の良い夢を昨晩見たぐらいだし。
そして1話のセリフから始まり、雪はお客さんの好みに合わせたカノジョに。
今度は清楚系からスポーティーへ。
出典:『明日、私は誰かのカノジョ』第10話 Killing me softly⑩ 8ページより
©をの ひなお
雪は壮太を切り捨て、心機一転。
新たな客、洋平を相手にレンタル彼女という仕事を続けていくのだった。
ここまで笑顔だと清々しい。スポーティーな雪もいいな。
出典:『明日、私は誰かのカノジョ』第10話 Killing me softly⑩ 9ページより
©をの ひなお
終
以上です。ここで雪と壮太の物語『Killing me softly』は完結です。
単行本1巻ではこの物語の少し未来を描いた『Killing me after』を収録しています。
次回もお楽しみに。
今回はここまで、それではー。
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