雄大とのデート回 サイコミ連載中 『明日、私は誰かのカノジョ』16話レビュー
マイルキンです。
今回は『明日、私は誰かのカノジョ』16話をレビュー。
第16話 致死量の自由⑤
リナ
「どういうことなんだろ・・・」
「あのメールって何かのお店からのメール? 雪はそこで働いてる?」
雪と離れた席で講義を受けるリナ。
う~ん鋭い。雪と一緒にいてナンパされることがよくあるが、必ず雪は断る。
彼氏などの話を聞いたことがないから、男嫌いだと思ってたのに。
雪のメールが気になって講義に集中できず、考えていると雄大から連絡が。
今日の夜に飯に行こうという誘いだった。
スケジュールを確認するとたまたま空いている。
リナは雄大の誘いに乗った。
講義が終わるとリナは真っ先に雪に声を掛ける。
しかし、席が離れているので雪に声が届かず、サークル仲間からの足止め。
タイミングが悪く、雪は講義室から出て行ってしまった。
「リナ 聞いてる?」
さりげなく呼び捨て。考え事ばかりしていてぼーっとしていた。
リナは雄大に彼氏の有無を聞かれ、いないと答えた。
リナも雄大も特定の相手はいないが、都合の良い相手ならいる。
リナは雄大が大学ブランドを引っ提げて、女入れ食いしている行為が許せないのだ。
リナは雄大に”手軽に会う女”は目の前にいる私と言い、皮肉たっぷり。
しかし良く考えると、あの時むしゃくしゃしてチャラ男二人組に付いて行ったのはリナ自身。
あの時嫌な思いをしたのに、今日来る選択をしたのはリナ自身。
「俺にどうして欲しいの?」
論破され、煽られて我慢の限界!
怒って本音をぶつけた。
リナ
「リナの元カレ! 既婚者だってこと黙ってリナと付き合ってたの!!」
「男ってどうせヤリたいことしか考えてないじゃん!!」
「たかが一瞬の快楽のために! 平気で人だって騙すし傷付ける・・・!!」
これってブーメランじゃないかな?逆の立場でも言えるよね。
そんなことを考えていると、雄大が分かりやすく代弁してくれた。
出典:『明日、私は誰かのカノジョ』第16話 致死量の自由⑤ 10ページより
©をの ひなお
リナ
「女は好きな人以外したら心がすり減ってくよ」
「・・・・・・」
「はーーー わかった」
リナの気持ちを察した雄大はこれから六本木のイルミネーションを見に行こうと誘う。
ホテルに行かないし、終電前に解散する流れ。これでどう?
リナにとって理想的なデートであり、先程怒っていたリナは何処へ行った?
何度も嫌な思いをしているのに、雄大の誘いに再び乗ってしまった。チョロいな。
終
以上です。リナがチョロすぎて心配になってきた。
本当に普通のデートで終わるのかな?
次回もお楽しみに。
今回はここまで、それではー。
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