ご年収お聞かせ下さい サイコミ連載中 『今どきの若いモンは』73話 レビュー
マイルキンです。
今回はサイコミ連載中、『今どきの若いモンは』73話をレビューします。
ユウジ
「ご年収お伺いしてよろしいでしょうか?」
麦ちゃん
「ちょ・・・ ちょっとユウジさん!!?」
「何でそんなこといきなり・・・ 失礼じゃ・・・!!?」
せっかく契約してくれるって言ってくれたのに、ユウジが失礼なことを言うから重い空気になった!? 何で~!!?
確かに一般的に「年収を聞く」のは失礼なことだ。
しかし、お客様が住宅を購入するという状況において逆に年収を聞かない方が失礼なのだ。
予めお客様の年収を把握しておくことで、購入した物件のローンの限度や予算にあった物件を紹介することができる。
大きな人生の選択をサポートする為、無責任で失礼なことはしたくない!
出典:『今どきの若いモンは』第73話 4ページより
©吉谷光平
ユウジ
「ご年収 お聞かせ下さい」
黙って聞いていた三田村夫婦が年収を答えた。
妻が350万、フリーランスの夫が250万。合わせて約600万。
今回麦ちゃんが提案する物件の予算は年収600万程度。
以前三田村夫婦がこの物件の見積りを見て、大丈夫だと言っていたし。
ユウジ
「それでは もう少し詳しくお話を・・・」
夕方までプランが続き、三田村夫婦は帰って行った。
ユウジは浮かない顔だが、麦ちゃんは笑顔。
麦ちゃん
「ユウジさんが年収聞いた時はヒヤッとしましたけど 600万あれば大丈夫ですもんね」
ユウジ
「・・・麦田さん」
イエーイ!!!と呑気な麦ちゃん。完全に頭の中がお花畑だ。
そんな麦ちゃんにユウジは厳しい現実を伝える。
三田村夫婦は客じゃない。はっきりとした根拠がユウジにはあるのだ。
出典:『今どきの若いモンは』第73話 10ページより
©吉谷光平
終
以上です。三田村夫婦がこの物件を買えないという根拠は次回明らかになります。
麦ちゃんどんな反応するかな?
今回はここまで、それではー。
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出典:『今どきの若いモンは』特別編( 2020/04/06)4ページより
©吉谷光平
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