Vジャンプ2021.6月号 『ボルト』 57話 レビュー
マイルキンです。
今回は、Vジャンプ2021.6月号連載、ボルトーナルト ネクスト ジェネレーションズ57話をレビュー。
57話 エイダ
出典:ブイジャンプ 2020.6月号 229ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
☆見所ポイント
〇コード、エイダの能力に翻弄される!?
エイダはこの世の全てを知る者・・・ イッシキからはそう聞かされてきたコード。
ボロの手下だったバグはエイダの能力を把握している様子。エイダの能力は次元が違う、と。
そう忠告されたにもかかわらず、コードは改造人間エイダが保存されているコールドスリープをためらい無く破壊した。
コールドスリープから出たエイダ。太股が中々・・・!
出典:ブイジャンプ 2020.6月号 246ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
コードの挨拶を無視して何処かへ向かうエイダ。キレたコードは武器として発達したカーマでエイダを攻撃するが・・・
エイダの胸を貫いたように見えたが、何故か手が動かない。言うことを聞かない。
エイダが向かった場所は洗面所。長い間眠っていた為、口臭が気になり歯磨きをしたかったようだ。
バグがコードをボロのアジト内のバーに案内し、エイダが身支度を済ませるまで待つことに。
先程攻撃していたのが嘘のように、コードはエイダの事が気になり始めた。
胸の高鳴りが止まらない。この現象こそがエイダの能力なのだ!!
出典:ブイジャンプ 2020.6月号 262ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
エイダの能力は2つある。1つ目は相手の「心」を奪うこと。男や女だろうが関係ない。心を奪われた者はエイダに攻撃出来なくなる。
2つ目は千里眼。エイダの意識だけがあらゆる場所に飛んで、その様子や状況を見ることが出来る。過去の事も選んで見ることが出来る。未来予知は出来ない。
もはや忍って何だっけ?と思う能力。改造人間だしなー。
ただし、出来ないこともある。
「心」を奪う能力は奪えない心が存在する。
それは血を分けた肉親と大筒木一族だ。コードは出来損ないカーマだから心を奪えたということか。
大筒木化が進むボルトやカワキにも効かない。
エイダにとって、コード対策会議を開く五影会談は筒抜け。これはヤバいな。
コードと同様にアマドを憎み、再会したら殺そうとしている。
アマドを殺す理由はエイダ自身から「普通の恋愛を奪ったから」らしい。
これってアマドとエイダは親子って可能性ある?
千里眼によってイッシキが倒される様子を見ており、カワキの影分身の術の策にハマって死んだのを見た。
心が震えて、久しぶりに胸がすく思いだった。
能力で心が奪えない為、カワキは普通の恋愛が出来る対象なのだ。
忍者漫画のはずが、いつの間にか恋愛漫画になってるぞ!
十尾の餌にするのはボルト、エイダが心を奪うのはカワキ。
イッシキの仇を討つコードと恋愛脳のエイダがお互いの目的を達成する為に手を組んでしまった・・・
〇アマドの過去が判明とナルトの苦悩
五影会談で議論した一番重要なテーマ、大筒木になったボルトをナルトが討てるのか・・・
我愛羅にその事を突かれ、ナルトは苦悩する。
いつか息子が凶悪な大筒木になる。信じたくない。
その事をアマドにぶつけるナルト。
アマドもその気持ちがよく分かるようだ。ここで明らかになったのは12年前に亡くなったアマドの娘の存在。これってやっぱり、あっ・・・
信じたくないというより、諦めたくないという気持ちの方が適確なんじゃないのか?
そう言ってアマドはナルトに薬を渡した。
出典:ブイジャンプ 2020.6月号 243ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
「白眼」の力を弱める為に作られた薬らしいが、「白眼」の起源は大筒木に由来するので大筒木化を抑える可能性があるらしい。
ただしどんな副作用が起こるのか分からないので、危険。
それらを踏まえた上で使用するか、しないのか決めるのはボルト。
ナルトは薬を受け取り、ボルトの元へ向かった。
終
〇最後に
以上です。新キャラのエイダの能力が明らかになりましたね。「心」を奪うというのは発想が無かったです。
今回はここまで、それではー
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