公開初日に見に行きました! 新海誠監督作 「天気の子」 感想
こんばんは、マイルキンです。
今回は本日公開のアニメ映画、「天気の子」を見に行ったのでその感想と見どころを書いていきたいと思います!
ネタバレ注意です!!! ただし物語の根幹に触れるようなネタバレは書きません。
〇簡単なあらすじ
これはーー僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語
物語の舞台は大雨が降りしきる東京。近年晴れになったことがない異常気象だそうだ。
ある離島から家出し、船で東京にやって来た高校生、森嶋帆高(もりしまほだか)。船を出る途中、オカルト雑誌のライターである須賀圭介(すがけいすけ)と出会い名刺を渡される。
東京にやって来た帆高だが、未成年のため働くこともできず生活が困窮し途方に暮れていた。
精神的にも追い詰められた帆高は以前渡された名刺を頼りに圭介の会社にたどり着く。
帆高は圭介の会社で働くことになり、オカルト雑誌のライターの仕事を始める。
そこには100%天気を晴れにする女がいるという不思議な都市伝説があった。
その噂を知った帆高は調査に乗り出す・・・
〇見どころ
★作画風景がとにかくキレイ!
前作「君の名は。」でも言えたことだが、雨の描写、曇り空が一気に晴れた瞬間、入道雲、公園の芝生などとにかくリアリティある作画風景。
他のアニメ映画はよく見るが、作画風景はあくまでもアニメって感じがする。
だが「天気の子」では作画風景がキレイなのでキャラのセリフより背景の方を見るなんてことがしょっちゅうあった。惹きこまれたなぁ。
★惹きこまれるストーリー
帆高は100%晴れ女、ヒロインの天野陽菜(あまのひな)と弟の天野凧(あまのなぎ)出会い交流を深めていく。陽菜は祈りを捧げるだけで大雨の東京を晴れにしてしまうという特殊能力があった。
帆高は陽菜の特殊能力を使って一緒に仕事をしようと提案し、陽菜と凪と一緒に仕事することに。
ネットで依頼を募集すると応募が殺到!
フリーマーケットの会場が行われる日の天気を晴れにしてほしい依頼やコスプレイヤー(これがまた見たことある女児アニメのコスプレww)の写真撮影をしたいから天気を晴れにして欲しい依頼など、多種多様。なかなかコミカルで笑えた。
物語が進んでいくうちに圭介の取材で、天野陽菜の特殊能力について明らかになっていくが・・・
ここから先は実際に映画を見て、確かめて欲しい。
★魅力的な登場キャラクターたち
家出少年で貧しい生活を送るが、陽菜や圭介と交流する内に幸せを感じていく帆高。
精神的には脆いが、物語が進んでいくうちに世界の脅威と対立し逞しくなっていく。
成長型主人公で感情移入しやすいキャラクターだった。
わからないことはヤフー知恵袋に頼るなど、いかにも等身大の高校生といった感じ。
天気を操る陽菜。帆高との出会いはマクドナルド。腹ペコ状態だった帆高を見て、店員として働いていた陽菜は帆高にこっそりビッグマックを差し出す。
帆高は16年間生きてきた中で「こんなにうまい食べ物はない!」というぐらい喜んでいた。
帆高と交流するうちにわかっていくが、優しい性格でお姉さんらしさを感じさせる女の子。そして料理もうまくて、インスタントラーメンのアレンジレシピを作っていたシーンが印象的。
「ねえ、今から晴れるよ」というセリフで天気を晴れにする姿を見て一気に興味が湧いた!
陽菜の弟、凪。同級生の女の子にモテモテで、その様子を見た帆高は凪を師匠と呼んだ。高校生相手に師匠と呼ばれる凪さんぱないの!
またその同級生の女の子達も知っている人は知っているネタ。名前はカナとアヤネ。
まんま、声優ネタ!
圭介の職場で一緒に働いているお姉さん、夏美。
圭介の愛人(?)と帆高に疑われているが果たして?
そして夏美の胸ばっかり見る帆高。
帆高の事を気にかけていて、優しい。
パンフレットによると男の憧れが託されたキャラクターみたい。
帆高が一番最初に出会ったのは圭介。目つきが鋭く、アウトローな雰囲気だが帆高の命の恩人。
帆高は圭介と出会わなかったら間違いなく詰んでいたので感謝するべきだろう。
帆高と初めて出会った場所は船内。大雨の影響で船が転覆し、死にかけた帆高を助けた。お礼にランチを奢ってもらい、980円の生ビールをねだるなど中々いい性格している。
圭介も圭介で複雑な家庭環境があって、感情移入できるキャラクター。
最後にアメ。人間じゃなくて野良の仔猫。帆高とは新宿・歌舞伎町の路地裏で出会った。この子がまた可愛い奴なんだよ。
圭介の会社に住みついて、マスコットキャラに。大人になった姿も出てくるが驚きが隠せなかったww
これ以上登場キャラクターのことを書いてしまうとガッツリネタバレになってしまうので書かない。これだけではまだまだ足りないくらいだけど。
まとめ
公開前日、あるキャラクターの演者の演技がなんちゃらかんちゃらといった情報が出回っていて不安だったが、いざ見てみると全く違和感がなかった。
作りこまれたストーリー、魅力的なキャラクター、そしてあるキャラクターたちの登場など、見どころいっぱいです!
前作「きみの名は。」を見た方はぜひ劇場に足を運んでみて下さい!
また空いてる日に見に行こうかな? もう一度見たら新しい発見が出来そうなので。
今回はここまで、それではー