私は二度と負けない・・・!!! サイコミ連載中 『今どきの若いモンは』 54話レビュー
マイルキンです。
今回はサイコミ連載中、『今どきの若いモンは』54話をレビュー。
「絶対・・・ 幸せになってやる・・・!!!」
この件があって数十年後、鬼戸には家庭ができた。
その家庭や自分を守る為なら何でもした。
部下を利用し犯罪教唆、風間部長の資料を隠蔽工作・・・など逮捕されないのが不思議なレベル。
出典:『今どきの若いモンは』第54話 1ページより
©吉谷光平
上手くいくかと思っていた闘いに敗れ、鬼戸は懲戒免職。
採用してくれる企業もなく途方に暮れる。
闘い
石沢課長・風間部長VS鬼戸:参考 23~33話
鬼戸の娘のハナは当時3歳。いくらでも金がいるというのに・・・
この時鬼戸は自殺した父の気持ちが理解できた。
鬼戸
「このまま終わるのか 私は・・・ 父のように・・・」
???
「鬼戸誠一郎さんですね?」
「仕事をお探しなんでしょう?」
鬼戸より一回り・・・いや? 二回りくらい年下の男。
その正体は弱冠15歳の少年だった。この少年の名は四葉光二(よつばこうじ 以降”四葉”と表記)。
何と四葉は鬼戸をスカウトしたのだ!!!
出典:『今どきの若いモンは』第54話 5ページより
©吉谷光平
四葉は四葉商事会長の御曹司。ただのボンボンではなくやり手の青年実業家。
16歳で自らの会社を作り翌年10億円で売却。そして四葉商事に入社。
七光りという声もあり妬まれたが、結果で全てねじ伏せていった。
中には過激な反逆者がいた。一度ミスをしたことでクビを切られた中年男性社員。
中年男性社員
「たった一回の失敗でクビってどういうことだよ・・・ 家族にどう言えっていうんだよぉおお!!!」
四葉光二
「あなたのプライベートな事情は関係ありません」
「あなたの失敗で被った被害額を考えれば当然のことでしょう」
四葉の人情の一欠片もないクビ宣言。
中年男性社員は「殺してやる!!!」と逆上し、隠していた包丁で四葉を殺そうとした!!!
四葉光二
「力の無いモノが淘汰されるのは自然の摂理 人情で会社は守れませんよ」
包丁を見事避け、綺麗な一本背負いで倒した!
この件から鬼戸は自分より25歳年下の四葉に敬意を抱くようになった。
出典:『今どきの若いモンは』第54話 8ページより
©吉谷光平
自分も四葉商事からしたらチェスのコマのような存在、分かってる。
しかし・・・ 「人情」なんていう曖昧なモノを一切切り捨て、大事な会社を守る。
四葉の無駄のない思想は信頼できる! 自分を拾ってくれた四葉の為にも家族の為にも
二度と負けない・・・!!!
出典:『今どきの若いモンは』第54話 11ページより
©吉谷光平
そして時が戻って現在ーーー
四葉光二
「鬼戸部長 例の『未来都市計画』必ず成功させて 三ツ橋を・・・ 石沢を潰して下さい」
鬼戸
「お任せ下さい光二常務」
終
以上です。鬼戸過去編終了です。もやもやした気持ちで読んでいました。
石沢課長不足です。一人一人のキャラクターの掘り下げはあっても良いと思うので違うキャラクターの過去を知りたいなぁと感じました。
今回はここまで、それではー。
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出典:『今どきの若いモンは』特別編( 2020/04/06)4ページより
©吉谷光平
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