Vジャンプ2021.4月号 『ボルト』 55話 レビュー
マイルキンです。
今回は、Vジャンプ2021.4月号連載、ボルトーナルト ネクスト ジェネレーションズ55話をレビュー。
55話 受け継ぐもの
出典:ブイジャンプ 2020.4月号 233ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
☆見所ポイント
〇持てる力を出し尽くしたナルトが待つのは、長年の相棒との別れだった
九喇嘛
「こっちだ・・・・・・ ナルト」
精神世界で九喇嘛はナルトに別れを言いに来た。
九喇嘛によるとバリオンモードはナルト本人が死ぬのではなく、尾獣である九喇嘛のチャクラが消えるというのだ。
一般論では尾獣を抜かれた人柱力は死ぬが、今回のケースは該当しない。
九喇嘛
「ナルト・・・ お前じゃあない」
初めから九喇嘛の命を引き換えに「力」を得ることを聞いていたら、ナルトは躊躇したはずだ。
1度戦って完敗したイッシキを倒すにはバリオンモードしかなかった。
出典:ブイジャンプ 2020.4月号 240ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
ナルト
「行くな・・・・・・ 九喇嘛・・・」
長年の相棒、九喇嘛が消えてしまった・・・
ナルトは九喇嘛の方に手を伸ばすとボルトの顔が。ナルトは死なずに目を覚ました。
〇大筒木イッシキの意志を受け継ぐものは・・・ コード!!!
十尾の管理をイッシキに任され、蚊帳の外だったコード。
殻はリーダーのイッシキが死んで壊滅状態。このことをコードはまだ知らない。
コードにも楔(カーマ)が刻まれているが、出来損ないのカーマ。
黒色ではなく白色。大筒木の器に適していない。
コード
「本物の『楔』が僕にあれば・・・・・・」
突然コードのカーマから煙が発生。それがやがて人影のようなものを映した。
何と現れたのはイッシキ!!!
運命とは皮肉が効いている。全ての「器」が消えて行き場を失くした魂の行方が器になれなかったコードの元だとは。
イッシキが死んだことで器候補だったカワキのカーマが消えた。しかし器として適性がないコードは白いカーマが消えずに残った。
大筒木イッシキ
「その『白き楔』と共にコード・・・ 『大筒木の意志』をお前が継ぐのだ」
イッシキは今までの計画を事細かにコードに伝えた。
十尾にカワキもしくはボルトのどちらかを生贄にし神樹を生やせと。
出典:ブイジャンプ 2020.4月号 257ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
大筒木イッシキ
「絶えず進化を続けろ・・・ 比類なき唯一無二の存在・・・」
「『神』となるその時まで」
大筒木一族を「崇拝」し、イッシキを「神」と崇めるコード。
コードはイッシキの意志を受け継ぎ、新たな殻が始まった。
〇動揺するアマド 何故かカワキが無事でホッとしている?
自ら暴走を止めたボルト。モモシキのカーマは消えていないので、今後再び暴走するかもしれない。そんな不安をカワキにぶつける。
カワキ
「お前の『楔』はオレが消す 必ず何とかしてやる」
ボルトやナルト達のおかげでカーマを消すことが出来たカワキは、兄弟であるボルトのカーマを消すことを誓う。長年苦められたカーマを根絶やしにしなければ。
ボルトのカーマを使った時空間忍術で木の葉の里に帰還出来たボルト達。
ナルトがシカマルに内線を繋いだ。
ナルト達が無事だとホッとしたシカマル。
医療班の忍を向かわせシカマルも追って現場に向かう。
ここで今まで余裕の態度で挑発的だったアマドに異変が。
何やらブツブツ言いながら動揺している。
カワキが無事だと聞いて落ち着き、何かを企んでいるのか? まだ分からない。
出典:ブイジャンプ 2020.4月号 266ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
ボルト
「はぁーー!! 疲れたぁーー・・・」
ナルト
「・・・やれやれ・・・・・・ 帰ってきたな オレたちの里に」
サスケ
「ああ・・・・・・ ・・・どうにかこうにかな・・・・・・」
お前と一緒ならどんなことでも乗り越えられる。
カワキと協力してボルトのカーマを消す方法を見つけなければ。
終
〇最後に
以上です。イッシキの意志を受け継ぐもの、ようやくコードにスポットが当たりましたね。十尾の管理ばかりさせられて内陣の中でも蚊帳の外だったイメージが強いので。
コードの実力は如何に。
今回はここまで、それではー
前
次
ボルト連載中!
最新13巻発売中!
1巻