Vジャンプ2021.3月号 『ボルト』54話 レビュー
マイルキンです。
今回は、Vジャンプ2021.3月号連載、ボルトーナルト ネクスト ジェネレーションズ54話をレビュー。
54話 兄弟
出典:ブイジャンプ 2020.3月号 178ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
☆見所ポイント
〇モモシキ覚醒！？ 一難去ってまた一難
サスケの左目をクナイで突き刺し、ボルトの意識を乗っ取ったモモシキ。
イッシキとの戦いでボルトの腕はへし折られたはずだったが、治癒している。
他の部位の骨折も回復。
つまりボロボロで動けなかったボルトの体がモモシキの力で全回復し、ナルト達はボロボロという状況。何とか動けるのはサスケとカワキだけ。
これは・・・ヤバい。
モモシキ（体はボルト）
「こうして出てくるのは2度目になるか」
「やはりいいものだな・・・ 自由に動けるというのは」
大筒木イッシキの『魂』は完全に消滅した。
カワキはやっと『楔（カーマ）』から解放され自由の身となった。
モモシキ
「ま・・・ 束の間の自由だがな・・・・・・ お前の場合は」
ボルト・カワキの『楔』の解凍はかなり進んでおり、約80％程度。
ここで新たに明らかになったのは『楔』そのものは消えても、カワキやボルトの体の中には解凍され溶け込んだ大筒木一族の『情報（データ）』はそのまま残るということ。
大筒木一族の『情報』が残っているので、イッシキの企てた神樹を生やす計画も成功する。
モモシキはカワキを生贄にして神樹の『実』を得ようとしているのだ。
出典:ブイジャンプ 2020.3月号 191ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
カワキ
「・・・いい加減にしろよどいつもこいつも・・・！！」
「人を散々物扱いしやがってよォ・・・・・・！！！」
頭にくるぜッ！！！
〇たとえ殺すことになっても師弟だからこそお前を止める
ボルトの意識を乗っ取ったモモシキと戦うカワキ。
ボルトは目を覚ます気配がなく、不利な状況に。
サスケも戦いに加勢し、千鳥流しを喰らわせた。
モモシキの戦法はあらゆる忍術を吸収してチャクラを蓄え、そしてその忍術を倍にして放つ戦い方。
千鳥流しは『楔』を使えば簡単に吸収できるはずなのになぜかしなかった。
モモシキ
「うちはサスケ・・・・・・ 貴様」
「自分の愛弟子を手にかけるつもりか？」
イッシキと戦う前、サスケはボルトにこんなことを言っていた。
オレがお前を全力で止める。たとえ殺すことになっても。
サスケ
「・・・覚悟の上だ」
「師弟だからこそな」
出典:ブイジャンプ 2020.3月号 198ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
サスケはモモシキに天照を放ったが、影分身を身代わりにし、躱された。
やはり吸収しない。これはまさか・・・？
サスケはモモシキが忍術を吸収しないことからあることを推論していた。
カワキにその事を伝える。
サスケ
「いいか・・・・・・ ボルトはチャクラを大きく消耗し意識を失った」
「この事がモモシキ顕現の直接の引金になっている可能性が高い」
つまりどういうことだってばよ？（ナルトはこう言いそう）
サスケが言いたいことは、チャクラさえ回復させればボルトの意識が戻るかも知れないってことだ！
根拠はある。それはなぜかモモシキは『楔』による『術の吸収』を一切しないこと。
吸収によってボルトのチャクラが回復すると意識が戻る可能性があるからだ。
サスケの推論は正しかった。焦るモモシキ。
モモシキ
「・・・アレの出番だな・・・」
モモシキはボルトの”消える螺旋丸”を放ち、サスケに命中させた。
油断していた。決め手には欠けるが急所に当てれば致命傷。
動けないサスケ。カワキだけでは勝てない相手だ。
モモシキ
「抵抗しても無駄だ 観念しろ」
カワキがボルトに対する思い、それは・・・
出会ったばっかの頃から面倒くせェ奴だった。
ボルト・・・ てめーはよ・・・！
けど俺たちは”兄弟”だ。
”兄弟”だからこそお互い放って置けねェんだ！！！
ボルトを救うためカワキは捨て身の作戦に出た。
それは忍術で自身を燃やしてモモシキの『楔』で吸収させようという作戦。
生贄を失うのでモモシキはやむを得ず『楔』でカワキの忍術を吸収した。
ボロボロになりカワキはもう動けない。これでやっとボルトの意識が・・・
モモシキ
「もう行くぞカワキ・・・！」
「時間だ」
時空間忍術でカワキを連れ去ろうとした瞬間、ボルトの意識が戻った。
決死の覚悟で行ったカワキの賭けが上手くいった！
出典:ブイジャンプ 2020.3月号 214ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
ボルト
「寝起きで・・・・・・ まだ頭がボーッとすっからよ・・・・・・」
「こうすりゃちっとは・・・ スッキリすンだろ・・・」
ボルトは右目にある大筒木一族特有の角（？）をへし折り、モモシキの意識を押さえた。
地面に倒れ込むボルト。そばには”兄弟”であるカワキの姿が。
ボルト
「わりぃ・・・・・・ 面倒かけた・・・・・・」
カワキ
「・・・お互い様だ・・・・・・・・・ ”クソ兄弟”」
モモシキとイッシキを何とか倒すことができた。
〇覚悟の激戦の末、代償は大きく・・・
体が重い。鉛みてェに動かない。そろそろオレ・・・ ヤベェかも・・・
戦いを終えた後サスケはナルトの様子を見ると動かない。
嘘・・・！？ ナルト死んでる・・・？
出典:ブイジャンプ 2020.3月号 218ページより
©︎ボルト-ナルト ネクスト ジェネレーションズ 岸本斉史 池本幹雄
終
〇最後に
以上です。この描写からマジでナルト死んだ可能性があるぞ。せっかくイッシキとモモシキを倒したのにナルトが死んでしまったら。
ナルトが死んだという展開で進んでいくのであれば、ボルト第1話でナルト死亡の影響でカワキが闇墜ちして木の葉の里を壊滅させたという物語に繋がるかな？って思ってしまう自分がいる。
次回が気になる終わり方だった。
今回はここまで、それではー
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