mairukinのブログ

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少年ジャンプ+連載漫画『怪獣8号』1巻 レビュー

マイルキンです。

今回は少年ジャンプ+で連載中の漫画、『怪獣8号』 1巻のレビューです。

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出典:怪獣8号 1巻表紙より

©︎松本直也/集英社

 

 

☆紹介

『怪獣8号』は”怪獣の発生率が世界屈指である架空の日本”を舞台としたバトル漫画です。

子供の頃から憧れていた怪獣を倒す防衛隊を目指したが夢破れた主人公、日比野カフカは現在、防衛隊が討伐した怪獣の死体を清掃する仕事をしています。

ある日幼馴染みである防衛隊隊長の亜白ミナの特集をテレビで見て、防衛隊に入れなかった自分を後悔し、モヤモヤしてしまいます。

新しく入ってきた後輩、市川レノと出会い、レノの防衛隊員になる夢を決して諦めないという気持ちを聞いたカフカ

刺激されたカフカはレノと共に防衛隊を再び目指す・・・というストーリーです。

 

しかしカフカはひょんなことから謎の怪獣に寄生?され討伐対象である怪獣に変身出来るようになりました。

強靱なパワーを手に入れたが、正体を知られてはいけない。

果たしてカフカは防衛隊員になることが出来るのか!?

 

 

☆見所ポイント

 

カフカ、ミナ、レノが登場!

 

防衛隊が討伐した怪獣の死体を清掃する仕事に就くカフカ

子供の頃は幼馴染みの亜白ミナと共に将来防衛隊になり、活躍することを誓った

ミナは合格し、カフカは不合格。現在の仕事も人の役に立ち、安定しているが心の奥で後悔している様子。

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出典:怪獣8号 1巻10ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

現在ミナは日本防衛隊第3部隊隊長。27歳の若さにしてすでに討伐した怪獣の数は数百体。未来の師団長候補と目されている。

クールな表情が多く近寄りがたい雰囲気だけど、子供の頃に交わしたカフカとの約束を忘れていない

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出典:怪獣8号 1巻48ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

市川レノは最近入社したカフカの後輩であり、防衛隊を目指す18歳のアルバイト。

カフカが以前防衛隊を目指していたが諦めたという話を聞き、失望するが一緒に仕事をこなす内に尊敬するようになる。

またカフカが再び防衛隊を目指すきっかけとなった良い相棒

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出典:怪獣8号 1巻21ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

カフカ、怪獣になる!? 

 

レノと共に怪獣に襲われるハプニングがあったが、ミナ率いる日本防衛隊第3部隊に助けられて仕事を乗り切ったカフカ

負傷しており目が覚ますと病室。

 

市川レノ

「先輩が助けてくれなかったら俺は今日死んでました」

「すげーカッコよかったっす」

「やっぱなるべきっすよ防衛隊員」

 

日比野カフカ

「だよな」

「俺もう一回防衛隊員目指ーーー・・・」

 

突如ブーンと現れた謎の怪獣。ミツケタと言葉を話しカフカの口の中に入り込んだ!

レノはガタガタとカーテン越しで動くカフカを見て心配になりカーテンを開けた。

 

すると・・・ カフカは何と怪獣の姿に!?

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出典:怪獣8号 1巻56ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

驚愕する二人。さらに近くにいた老人に怪獣がいる!と通報され逃げるカフカとレノ。

カフカの姿はどう見ても討伐される側なので見つかったら終わり。

 

 

強靱なパワーと怪獣の発生を察知する能力

 

怪獣になったカフカは特殊能力がある。

それは怪獣の発生を察知する能力と強靱なパワー

 

逃げている途中、怪獣が発生した場所に向かい、子供を助けた。

 

カフカ

「ちょっと本気で殴ってみる」

「1・2のーーー・・・ さん!」

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出典:怪獣8号 1巻87ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

子供

「か・・・怪獣さん ありがとう」

 

子供にお礼を言われ、ミナと交わした約束を鮮明に思い出すカフカ

そうだ、あの時約束したんだった。ミナと二人で並んで怪獣を倒すって!

 

カフカ

「そうだ行かなきゃ」

「市川俺やっぱ諦めない」

アイツの隣に行かなきゃなんねぇ

 

 

 リベンジマッチだ! そして個性豊かな受験生達

 

小型の怪獣(変身したカフカ)が発生した事件から3か月。

カフカは正体がバレずに仕事をこなしてきた。

 

防衛隊発足以来初の未討伐事件となり、その怪獣の名を怪獣8号と名付けて日本中から追われることになった。

 

カフカとレノは防衛隊試験を受け、一次試験突破。

正体がバレれば即殺処分。それでも32歳のカフカにとって事実上ラストチャンス。

逃すわけにはいかない。

 

日比野カフカ

「よしっ リベンジマッチだ」

 

10日後、防衛隊選別試験二次西東京会場で試験を受けることが決まった。

後にこの試験は過去最高難関と評されることを知らずに。

 

受験会場に到着すると個性豊かな受験生達が。

 

四ノ宮キコルは16歳でカリフォルニア討伐大学を飛び級で最年少主席卒業。

史上最強の逸材と謳われる少女。

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出典:怪獣8号 1巻136ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

そして体力テスト上位の3人。ちなみにカフカは225人中219位。

今年の受験生は各地の討伐大や高専の学生が多く、本来なら現場志望ではなく幹部候補の道に行くようなエリートばかり。レベルが高いわけだ。

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出典:怪獣8号 1巻134ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

一部の体力テストを終え、次の二部は資質検査。

 

 

二部の最終試験は怪獣討伐! 

 

二部の防衛隊の試験は怪獣討伐で最終試験。

第3部隊副隊長の保科が選考を行う。

f:id:mairukin:20210218211843j:plain出典:怪獣8号 1巻140ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

怪獣討伐するにあたって受験生全員は防衛隊のスーツを着ることに。

このスーツを着ることで身体とスーツが一体化し、筋力が増幅する。

 

そして解放戦力を引き出すことができるのかがポイント。

数値が高ければ高いほど筋力が上がり超人的な力を得ることが出来る。

 

レノは8%、ハルイチは18%、神楽は15%、伊春は14%。

10%超は年に一人出ればいいほうなのに。

 キコルは何と46%! この時点で既に小隊長クラス。

 

カフカは解放戦力・・・ 0%!!!

今まで20%を超える受験生はいなかったが、0%の受験生もいなかった。

 

日比野カフカ

「くっそー!! 何かコツがあるはずだ!! 二部修了までに見つけないと!!」

 

全員が防衛隊スーツを着たので、試験会場に移る。

ターゲットは市街地型演習場に配置された本獣1体と余獣36体※。

 

本獣と余獣について

メインで発生した怪獣「本獣」に付随して発生するものを「余獣」と呼ぶ。

本獣が作ったルートを使って現れるもの本獣に寄生していたもの、本獣が創り出したものなど種類は様々。

引用:怪獣8号 1巻204ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

受験生一人一人に追尾型のドローンが1台付き行動を選考委員が監視する。

受験生が命の危険と察した場合は遠隔でスーツのシールドを発動させ、即失格

 

保科

「最終試験は亜白ミナ隊長にも審査入ってもらってるんで みんな張り切ってアピールするように~!」

 

ミナが見ている。カフカはより気を引き締めた。

 

受験生全員が進んでいく。カフカはレノ共に行動。

解放戦力0%なのでカフカの動くスピードが遅い。スーツや装備の重さを直で受けているからだ。

 

解放戦力が高いキコルやハルイチは怪獣に直接攻撃すれば攻撃が通る。

カフカとレノは攻撃能力が低いので二人が考えた作戦は攻撃手のサポート

 

カフカは今まで怪獣の死体清掃業をしてきたので、怪獣の特徴や弱点に関する知識は豊富

カフカスタングレネードを投げ、前方右側で余獣と交戦している受験生のサポートをした。

 

日比野カフカ

「こいつは退化した目の代わりに聴覚が発達してる! そこを狂わしちまえば後は的だ!」

「あんたら腹だ! アイツはほかに比べて腹側の皮膚が薄い!! 腹を狙え!!」

「怪獣のことは内臓までお見通しだぜ!!」

 

余獣を倒しホッとしたカフカ達。しかし背後から新たな余獣が・・・

 

 

キコルが無双し最終審査終了 だが謎の怪獣が発生

 

余獣に身体を掴まれカフカ負傷。複数箇所の骨折と内臓に損傷のおそれあり。

キコルが現れてあっさりと余獣を倒し助かった。

 

選考委員側としてはカフカをリタイアを勧める流れに。

 

日比野カフカ

「やれせてくれ いい歳こいて夢なんてサマになんねーのはわかってるけど」

もう一度追うって決めた・・・!」

「今度はぜってー諦めねぇ!!」

 

骨折箇所が多く走れないのでカフカはレノに肩車され、進んでいった。

機動力のレノ、援護のカフカ

 

日比野カフカ

「行くぞ 市川ァァ!! 合体作戦だァ!!」

 

市川レオ

「めっちゃ見られてて恥ずかしいんすけど!!」

 

先導したキコルを追いかけるカフカやレノ、優秀な受験生達。

動きが速すぎて付いていけない。

 

出雲ハルイチ

「まさかこの俺が援護すらさせてもらえないとはね」

 

キコルは最後の余獣を倒し、本獣と交戦。

余裕で本獣を倒してしまった。

 

日比野カフカ

「ーーーってマジで あっという間すぎだあのヤロー!!」

 

最終審査終了。リタイア0、怪我人最小限。キコルは噂以上の逸材だった。

 

保科

「さすがは四ノ宮長官の娘 間違いなく未来の防衛隊の要ーーー・・・」

「この国の希望の光ですよ」

 

完璧に倒した・・・ そのはずなのに。

討伐リストに入っていない謎の怪獣が発生。しかもカフカに寄生した怪獣のように言葉を話している。

 

謎の怪獣が攻撃し、今まで無傷だったキコルの胸に穴が空いた。

キコルはシールドを使い致命傷を防ぐ。

 

謎の怪獣

「よーく噛んで食べるんだよ」

 

討伐した本獣に何かを与え、復活。

他の死んだ余獣も復活し、強くなっている。

 

受験生では手に負えないレベル。討伐出来るのは保科かミナだけ。

 

亜白ミナ

「保科 出るぞ」

 

保科

「了」

 

選考委員がアナウンスで受験生を避難所へ誘導する。

戦闘態勢の本獣。誰かが止めないと受験生が多く死んでしまう。

 

四ノ宮キコル

「まだ動ける まだ戦える 私は完璧でないといけないのよ!!」

 

幼少期から常にトップの成績だったキコル。

良い成績だった他のクラスメイトは両親から褒めて貰ったりしているのに、キコルの父は一切なし。

 

そんなもの当然だ。防衛隊長官の娘として、日本の未来のため完璧であり続けろ。

父の歪んだ完璧主義のせいでキコルは常に完璧を求める性格となってしまった。

 

ボロボロになりがらも立ち向かうキコル。

強化された本獣が強すぎて、最後の攻撃をするが本獣に吸収された。

本獣が吸収した攻撃エネルギーをキコルに放った!

 

四ノ宮キコル

「ごめんなさいパパ 私完璧でいられなかった」

「ごめんなさい・・・」

 

日比野カフカ

「よく頑張ったなキコル!!」

「お前が頑張ったおかげで みんな避難できたぞ」

 

ヒーローは遅れてやってくる。キコルが本獣と交戦したおかげで受験生が安全な場所に避難出来たのだ。

 

あとは俺に任せろ 

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出典:怪獣8号 1巻203ページより

©︎松本直也/集英社

 

 

 

 

以上です。次巻は怪獣対怪獣。キコルを守るために正体を晒すカフカ・・・

まさにヒーローじゃないか!!! 怪獣8号面白い。

今回はここまで、それではー。

 

 

 

 

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