夏休みはイベント一杯♪ 豊田悠 パパと親父のウチご飯11巻 ネタバレレビュー
こんばんは、マイルキンです。
今回は豊田悠作、パパと親父のウチご飯11巻をレビューします。
出典：パパと親父のウチご飯11巻より
©︎豊田悠
今巻は夏休みに突入し、愛梨・清一郎がどこかに遊びに行く話がメインです。
51話 ロールケーキ
幼稚園の友達に「パパのお誕生日会を開いた」という話を聞いた愛梨・清一郎。
幼稚園が終わった後、清一郎は哲（愛梨の親父）に昌弘（清一郎のパパ）の誕生日を聞き出して、昌弘の誕生日が来週であると知る。
清一郎は昌弘のお誕生日会を開くためにロールケーキを作る・・・
見所ポイント
サプライパーティーが大成功！
出典：パパと親父のウチご飯11巻 32・33ページ 51話 ロールケーキより
©︎豊田悠
料理教室の講師のゆかりと茜（ゆかりの妹）に協力してもらい、ゆかりの料理教室でロールケーキを完成させた！
だが、ロールケーキを自宅に運んで行く途中、落としてしまいグチャグチャに。
出典：パパと親父のウチご飯11巻 25ページ 51話 ロールケーキより
ボロボロと泣いてしまうも、ゆかり・茜のフォローでロールケーキをリメイク！
より美味しそうなものに出来上がった。
パーティー後、昌弘は息子、清一郎の成長を感じた・・・
昌弘
「・・・清一郎は 普段大人しいし 言いたいことをすぐ口に出来るタイプではないですけど」
「きっと人のために 動ける やさしい子に・・・」
52話 パッタイ
哲は清一郎の誕生日会のお礼にゆかりが毎年参加している夏祭りの設営を手伝いをすることにした。
夏祭り当日ゆかりは出し物に悩んだが、最終的にパッタイに決めた。
哲は夏祭りの設営に動き回わる・・・
見所ポイント
ゆかり・茜の心情の変化
52話は哲が夏祭りを手伝う・・・というお話がメインだが、ゆかり・茜の心情の変化が大きな見所！
ゆかりは飲んだくれの義父に家庭内暴力を受けた過去があり、男性恐怖症気味にだった。
哲・昌弘・愛梨・清一郎と交流していく内に心情が変化し、男性にパッタイのトッピングのアイデアを頼めるように。
出典：パパと親父のウチご飯11巻 67ページ 52話 パッタイより
©︎豊田悠
茜は筋金入りの男嫌いでボッチだった。茜も同様、哲・昌弘・愛梨・清一郎と交流していく内に心情が変化し春風という親友が出来て、変われた。
哲のことを意識している（1巻の初対面から徐々に）が、本人はこれが恋なのかは分からない。
以下、茜の妄想。春風に「夏祭りなら浴衣を着たら？」と言われ、哲に褒められるシチュエーション。これは惚れてるな！
出典：パパと親父のウチご飯11巻 48ページ 52話 パッタイより
©︎豊田悠
哲・昌弘・愛梨・清一郎が奮闘しながら、成長しているようにゆかり・茜も成長しているのだ！
53話 焼売
体育館の室内プールに向かう哲・愛梨・清一郎。
よく見ると、休館の張り紙が！
くたくたで帰ってきた3人。夕方に仕事終わりで帰ってきた昌弘が愛梨・清一郎に「週末に海に行こう！」と提案するが、2人のリアクションはイマイチ。
海に行くのは2回目なので飽きてしまったようだ。
後日、公園でたけるくん（愛梨・清一郎の友達）の両親と『子供はとにかく飽きっぽい』というテーマについて話し合った。
「夕飯も同じメニューばかりだ」と言われて困っていた哲はたけるくんのお母さんに良いアイデアを貰う・・・
見所ポイント
焼売作りとプールの代わりに行った博物館！
焼売作り
蒸し器要らずのフライパンだけで作る焼売。
野菜がたっぷり入っているし、子供も楽しく作れる。一石四鳥くらいありそう。
フライパンにざく切りしたキャベツを乗せて、その上に手作りの焼売を乗せて10分間蓋をして蒸すだけ。
出典：パパと親父のウチご飯11巻 94ページ 53話 焼売より
©︎豊田悠
哲
「・・・ガキって飽きっぽいって思ってたけど こいつらまだやってないこととか食ってないもんの方が多いんだもんな」
「年取ると冒険しなくなっていけねえや」
昌弘
「・・・そうですね 大人になるとつい慣れたほうを選んでしまいますけど 僕たちも新しいことにどんどん挑戦していかないと」
「まだ 夏休みは始まったばかりですしね」
後日、哲・昌弘・愛梨・清一郎は国立科学博物館へ。
出典：パパと親父のウチご飯11巻 100・101ページ 53話 焼売より
©︎豊田悠
恐竜の化石を見た清一郎は興味津々。
清一郎
「ぼくも きょうりゅうのがくしゃさんになれる？」
昌弘
「もちろん」
「君たちはこれから 何にでも挑戦できるんだから」
54話 わらび餅
哲が経営する整骨院で働く竜也。最近久し振りにバスケ部時代の友人の裕樹と会い、遊んだらしい。
裕樹は大学のバスケ部。「練習中、怪我をしたので哲の整骨院で診て欲しい」と言ってきた。
竜也はそのことを哲に伝えると、「午後から診てやる！」と快諾。
哲に診て貰った後、裕樹は竜也にバスケ部時代の竜也との思い出を語り始めた・・・
見所ポイント
手作りのわらび餅
裕樹と昔話をして気持ちが沈みがちだった竜也を見た哲は「仕事終わったらウチで飯食ってけ」と誘う。
哲は飯の支度、昌弘・愛梨・清一郎・竜也はわらび餅作り。黒蜜、抹茶、練乳を掛けて味のバリエーションが豊か。ぷるんぷるんで美味そう！
これは試したい。
出典：パパと親父のウチご飯11巻 128ページ 54話 わらび餅より
©︎豊田悠
もやもやした悩み
かつては同じ目線で同じ目標に向かっていた浩樹が今も目標に向かって頑張っているのに、自分はなんて不甲斐ないんだと悩んでいた竜也。
哲と昌弘に悩みを打ち明けたが、哲は「んなもんなくたっていいだろ」と一刀両断。
昌弘は真摯に受け止めて、「バスケ選手をサポートする仕事をしたらどうか」とアドバイスしてくれた。
自身の過去の経験（昌弘も漫画が好きで昔、漫画家を目指していたが、絵が下手で断念。現在は漫画家を支える編集者として働いている）を交えて話した。
こういう”好き”の関わり方もいいんじゃない？
出典：パパと親父のウチご飯11巻 135・136ページ 54話 わらび餅より
©︎豊田悠
55話 ミートローフ
愛梨・清一郎が通っている英語教室に新しいお友達がやって来た！
名前はレヴィで英語教室の先生の甥っ子で小学生の男の子。
清一郎とはすぐに仲良くなったが、愛梨は人見知りでどこかよそよそしい。
後日、英語教室のパーティーに参加し、ミートローフを作った・・・
愛梨がなぜよそよそしい態度をとっていたか、明らかになる・・・？
見所ポイント
愛梨がよそよそしかった原因が判明
レヴィが好みのタイプだった。それだけ。
愛梨は面食い（ｂｙ哲）
出典：パパと親父のウチご飯11巻 146ページ 55話 ミートローフより
©︎豊田悠
ミートローフのソースを作っているとき、レヴィに声を掛けられてソースが入った容器を落としてしまう。その時にレヴィに慰めたもらい愛梨は照れ臭そうな表情だった。
完全にメスの顔やんけ。また不満そうな哲の顔(>_<)
出典：パパと親父のウチご飯11巻 168ページ 55話 ミートローフより
©︎豊田悠
レヴィは明後日に帰ってしまう。せっかくお友達になれたのに。
「そっか・・・」と悲しそうな愛梨の表情を見たレヴィは特製ミサンガをプレゼント。
レヴィ
「アイリ for you」
「今度 日本に来たときはアイリが僕に料理を教えてね」
出典：パパと親父のウチご飯11巻 177ページ 55話 ミートローフより
©︎豊田悠
レヴィがアメリカに帰ってしまった後、愛梨は以前よりもやる気を出して英語教室に通っている・・・
終
11巻は以上です。最後の方のページには今回登場した料理のレシピが書いていて、原作再現の料理を作ることが可能です。
特に作ってみたいなぁと思ったのは焼売とわらび餅ですかね～ 今度試してみよう。
今回はここまで、それではー
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ほっこりとシリアスが混ざったグルメ（？）漫画。読み応えありです！
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