シャトーブリアンの壮絶な過去 コロコロアニキ2020年夏号 コロッケ！ブラックレーベル10話レビュー
マイルキンです。
今回はコロコロアニキ2020年春号、コロッケ！ブラックレーベル第10話をレビュー。
第9話
第10話 さよならバンカー
出典:コロコロアニキ2020年夏号 248ページ コロッケ！ブラックレーベル第10話より
☆見所ポイント
〇コロッケ・リゾットが恐ろしく強くなっていくッ！
第２回次の王様だ～れだ？大会が２日目に入った。
勝手に付いてくるウスターと一旦休息を取ることに。
するとコロッケは悪夢を見る。その悪夢とは父バーグとの対決。
コロッケのハンバーグを直接胸に受けたバーグはびくともしない。
バーグ
「効かんな！ どうした・・・ それで終わりかコロッケ？」
「その程度の力でこのバーグに・・・、 勝てるとでも思ったか・・・！！」
出典:コロコロアニキ2020年夏号 250ページ コロッケ！ブラックレーベル第10話より
もっと強くなり、オレを必ず殺せ！ そう言ってバーグはコロッケの前から去って行く。
こんな悪夢を見たのもバーグの邪悪なオーラがどんどん大きくなっているから。
目を覚ますコロッケとウスター。すると地面からダイアモンドが出てきて２人を拘束する。
サワークラフト
「私はサワークラフト！ この大会に勝って王となる男！！」
これは敵バンカー、サワークラフトが仕掛けた罠。
サワークラフトはダイヤモンドで罠に掛かった者を拘束し、特製のダイヤモンドカッターで切り刻む。
過去にこのダイヤモンドの拘束を破った者はいないらしい。
サワークラフト
「まずはお前から！ 自分のおろかさを嘆くがいい！！」
サワークラフトはコロッケの頭に狙いを定めてカッターを振りかざす。
しかし切り刻まれるどころかコロッケは素手でカッターを受け止め、反撃！！！
圧倒的な力でサワークラフトを持ち上げてダイヤモンドに叩きつける。
コロッケ
「ーー王になるのは・・・、 このオレだ！！」
出典:コロコロアニキ2020年夏号 254ページ コロッケ！ブラックレーベル第10話より
ウスター
「顔色ひとつ変えず・・・、 息さえ切れてねぇ・・・！」
「この島に来てから、さらに強くなってやがる・・・！！」
「恐ろしいほど強く！！」
コロッケはダイヤモンドの罠にはまったウスターを放置して何処かへ向かって行った。
一方、Tボーンと行動するリゾット。
Tボーンが参戦することなくリゾットは１人でバンカー７人を一瞬で叩きのめす。
前回シャトーブリアンと対決の時より数倍強くなっている。
さらにリゾットの左肩からバンカーマークのアザが浮き出てくる！
出典:コロコロアニキ2020年夏号 257ページ コロッケ！ブラックレーベル第10話より
リゾット達の様子を遠くで見ているシャトーブリアン。
「リゾット・・・、 どうやら本格化が近いようだね」
「もっと自分の力を解放するんだ！ そしてオレの仲間となるんだ！」
自分は敵じゃない。
何故ならシャトーブリアンとリゾットは祖国グランシェフ王国で生まれたった2人のバンカーなのだから！
〇シャトーブリアンの秘密
10数年前のグランシェフ王国の城で国王ときさきの間から生まれた王子。
めでたいことなのにサフラン大臣は深刻な表情。
サフランは赤子である王子の背中を国王に見せた。これは・・・ バンカーマーク！
出典:コロコロアニキ2020年夏号 ページ コロッケ！ブラックレーベル第10話より
そもそもバンカーは数百年前この世から消え去ったはず。
グランシェフ王国のみならず、世界を壊滅の危機まで追い込んだ特別な力を持つ者達を世の中に出してはならない！
かつてこのグランシェフ王国にも、1人だけ絶対的なバンカーの力を持つ王子がいた。
彼の名はリゾット。この時代のグランシェフ王国はカラスミに支配され、暗黒だった。
平和になったグランシェフ王国に再びバンカーが生まれるなんて！
この赤子の名をシャトーブリアンと名付け、国王は悩みに悩んだ結果、普通の人間の王子として育てることが決まった。
それから間もなくしてシャトーブリアンの弟、ミスジが生まれた。
5年後、剣術のけいこをするシャトーブリアン。
圧倒的な実力で練習相手である子ども達をボコボコにした。
「へっへーん どうだ！ みんな弱すぎ！ これじゃ練習にならないよ！！」
実力は高いが、悪ガキ。こんな態度では立派な国王にはなれない。
サフランはシャトーブリアンに時に厳しく、時に優しく指導する。
かつてのリゾットと師匠パエリアとの信頼関係のようだ。
弟であるミスジは絵、勉強・・・ 何をやっても優秀。
「シャトーブリアンお兄ちゃんはね、強くてかっこいいんだよ！！」
「ぼくもお兄ちゃんみたいに強くなるんだ！！」
剣術のけいこを終えて国王・きさき・ミスジの元へ向かうシャトーブリアン。
強くなったことを褒めて欲しいのに、聞くタイミングが悪かった。
国王
「王様になるには強さだけではダメなんだ！ 強いだけでは人の心を動かせない！！」
「そう！ ミスジのような・・・優しい心が必要なんだよ！」
これを聞いたシャトーブリアンは頭の糸がプツンと切れた。
強さだけではダメ・・・ ダメ・・・、 ダメ！！
シャトーブリアンのもう1つの悪癖。それは怒ると自身の力をおさえきれず、暴走するところ。
超能力で石柱を壊し、きさきとミスジを殺してしまった。
出典:コロコロアニキ2020年夏号 267ページ コロッケ！ブラックレーベル第10話より
国王
「ーーやはり・・・ この国にとってバンカーは・・・、 災いをもたらす不吉な者だったのだ・・・！！」
シャトーブリアンを殺すか、助けるか？
殺せなかった彼は城の庭番にである中年の男に大金を渡し、シャトーブリアンの世話を任せてしまう。
「忘れるのです！ グランシェフのことは全て・・・！！」
「それがあなたが幸せになれる唯一の方法なのです！」
そしてーー 時はまた流れたーー
野生の動物を捕らえて自給自足の生活を送るシャトーブリアンと元庭番の男。
元庭番の男は全く働かず、シャトーブリアンに生活を任せっきり。
そんな彼をシャトーブリアンは実の父親として接していた。
「父さん飲んでばかりじゃ体に悪いよ 少しは働いた方がいいんじゃない？」
元庭番の男
「うるせーんだよ シャトーブリアン！ 俺に指図する気か！！」
シャトーブリアンが過去に母親（きさき）と弟（ミスジ）を殺したことを責める元庭番の男。
シャトーブリアンが作った食事を彼に投げ捨て、服がぐちょぐちょになってしまう。
「わかってるよ・・・ 父さんには感謝してるよ！」
「あーあ、服がぐちょぐちょだ！」
シャトーブリアンが背中を向けるとバンカーマークのアザが。
邪悪なオーラで、それを見た元庭番の男の体調が悪くなった。
このアザのことを詳しく知らないシャトーブリアン。
感情的になった元庭番の男は言ってしまった。
このアザがある者はかつてグランシェフ王国や世界に災いをもたらした悪魔の子の印である・・・と。
お前はサフランや父親（国王）にグランシェフ王国を守るために捨てられた。
この世にいてはいけない存在。
罵倒され続け、シャトーブリアンの頭の糸が切れてしまった。
シャトーブリアンは元庭番の男を超能力で家ごと爆殺した。
「そうかぼくはバンカー・・・！ 人間にとって相容れない・・・ そんな危険な存在だったのか・・・！！」
「バンカーーーー・・・」
出典:コロコロアニキ2020年夏号 283ページ コロッケ！ブラックレーベル第10話より
この日を境にシャトーブリアンは超能力を使い、グランシェフ王国を乗っ取ったのだ。
〇シャトーブリアンとコロッケ、遂に対面
王様だ～れだ？大会において、新世界の王が決まるまで残り26時間。
アンチョビも他のバンカーを始末して生き残っている。
協力関係のタロとモッツァレラは秘密の地下通路を抜け、グランシェフ王国城の下までたどり着く。
明らかにフラグが立っているのだが、大丈夫なのか？
出典:コロコロアニキ2020年夏号 285ページ コロッケ！ブラックレーベル第10話より
ウスターはダイヤモンドの罠を自力で脱出し、コロッケがいる山の頂点に追い付く。
コロッケは向かいの山の頂点に立っているある男に気付く。
ウスター
「あれってリゾットか・・・！？ それにしては変なかっこうしてるけど・・・」
コロッケ
「ちがう！ 顔はそっくりだが・・・ あれはリゾットじゃない！！」
「ーー奴の気からとんでもない 邪悪な力を感じるんだ！！」
「おそらく奴が・・・ この大会を開催し、バンカー中心の世界を作ろうとしている・・・、」
コロッケ
「そう！ シャトーブリアンだ！！」
出典:コロコロアニキ2020年夏号 288ページ コロッケ！ブラックレーベル第10話より
終
〇最後に
以上です。本誌曰く、コロッケとシャトーブリアンは「混ぜるな危険！」らしいです。
壮絶な過去を持つ2人。現時点ではリゾットより強いシャトーブリアンをコロッケは倒すことが出来るのか！？
今回ここまで、それではー
前
次
1～4話
１話から４話までコミックで読めます！
リンク
リンク
コロコロアニキでコロッケ！ブラックレーベル最新話が読めます！
リンク
