mairukinのブログ

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講談社 漫画 『金田一37歳の事件簿』1話レビュー

こんばんは、マイルキンです。

今回は講談社出版の漫画、金田一37歳の事件簿1話のレビューをします。

ネタバレ注意です!

 

1話 金田一一(きんだいちはじめ)、37歳

 

美雪「はじめちゃんそれじゃあ・・・」

金田一「ああ、謎はすべて解けた。犯人はこの中にいる!」

金田一「犯人は・・・お前だ!!」

このくだり懐かしい。

 

ジリリリリリリリ はじめちゃん起きて~~~ はじめちゃん起きて~~~ 

置時計とスマホのアラームが鳴る。

金田一一、37歳独身の忙しい朝が始まった・・・

THE独身の男の部屋みたいな感じで、ベットの周りに雑誌、漫画、お酒が散らばっている。

どうやらマンションの一室で一人暮らししているのかな?

スマホのアラームはなんと美雪の地声のアラーム。世話焼きな所は変わっていないのね。

金田一「あ~~~ まーた悪りぃ夢見ちまったぜ・・・」

最初のくだりは夢だったらしい。まさに悪夢。

 

台所でひげをそる金田一カップ麺の空容器、お酒の缶、洗い残しの食器で散らかり放題。

時間を見ると、7時34分。

金田一「やべっ! 遅刻ギリギリ!!」朝食を食べずに急いで出ていく。

 

金田一はPR会社、音羽(おとわ)ブラックPR社の社員。

名前からしていかにもやばそうな会社だけど・・・

 

外を出ると、お隣さんが。

「おはようございます~!」

彼女は森下桃花。泣きぼくろとエッッッなスタイル。シングルマザーで、小学5年の息子、走野(そうや)も登場。

走野はこれから林間学校があり、学校に向かうようだ。

 

桃花「実はちょっとおにぎり作りすぎちゃったんでよろしかったらお昼にでも?」

金田一「ちょうど朝飯食べてなかったんですよ!喜んでいただきます!」

おにぎりを取りに行く桃花。すると走野が虫けらを見るような見下し目線で

走野「よかったなぁ金田一!運よく朝飯にありつけて!」

クソガキ。金田一さんの功績を知らんのか!全く。

 

走野「俺が林間学校言ってる間に夜這いとかすんじゃねーぞ?」

金田一「よ・・・夜這い!?」

金田一、完全になめられてるな。

 

会社に向かう途中、桃花の差し入れのおにぎりを食べながらよからぬ妄想をする金田一

「夜這いかぁ・・・」

高校の頃から根本的な性格が変わっていないのは安心した。

 

金田一主任~!おはようございまぁーす!」

金田一の後輩、葉山まりん(23歳)が登場。太い眉とボブカットが特徴のかわいい子。

会社に入っても楽しそうにしゃべっている様子を見ると、金田一はけっこう慕われている感じ。

 

仕事場に着くと、早速課長、内神田洋(うちかんだひろし)から苦言が。

昨日書いたあるイベントレポートの文章があまりにも少なかったからみたい。

金田一は「あまり書くこともなかったんで・・・」と塩対応。

内神田「書くことなんてね、なかったら作るんですよ!それがPR会社の仕事でしょ?あ?」

ここの職場、パワハラなんて当たり前のように起きてそう。

まあ、金田一がかつて通っていた不動高校も自殺した生徒が多数、生徒と教師の不倫なんて当たり前だったし。金田一の漫画の世界観はやばいから。

 

営業部OL3人には金田一はキンダニと呼ばれている。ひどいあだ名だ。

しばらくすると内神田の上司、鹿爪剛(しかつめたけし)営業部長が。

伊豆沖の孤島リゾートオープニング企画書が通ったのを報告しに来た。

金田一はその企画書に写った孤島の写真を見る。

「ん?この島・・・どっかで見たような・・・」

 

鹿爪曰く、いわく付きの島らしい。

鹿爪はイメージダウンを防止するため、顧客にばれないようにと内神田に釘を打つ。

鹿爪が席を立つ時、ペコちゃんのようなテヘペロ顔でペコペコする金田一

 

内神田「・・・そうだ。金田一君、このイベントは君に頼むとしよう。」

ほぼ押しつけで企画書を任された。今までも金田一が回されるイベントは大体僻地らしい。

「・・・・・・ん?」

 

その企画書を見ると、なんと『歌島』リゾートの文字が!?

歌島というのはかつて金田一少年の事件簿、単行本1~2巻で登場した舞台。

そこでオペラ座館殺人事件が発生。事件の解決に至った。

一番最初の事件なので、印象深い事件だった。

 

「こ・・・これ、あれがあったとこだろ!? な何人死んだと思ってんだあの島で!!」

3人は死んでる。被害者の関係者を含めたら4人くらい?

島そのものが事故物件なのでどうやってツアー客に隠し通すのかが課題。

 

するとまりんちゃんが食いついた。まりんだけに。この企画書によると2人チームで担当なので立候補したようだ。

 

悪い予感しかしないっ!!

「俺は・・・俺は・・・・・・!!」

「もう謎は解きたくないんだあああ~~~!!」

高校生の頃の金田一を見ている私としてはありえないセリフ。

ただ金田一もいい大人なのでこういったこと言ってしまうのだろう。

 

夜、金田一は居酒屋で佐木竜二(さきりゅうじ)と村上草太(むらかみそうた)と呑んでいた。

佐木竜二は大手映像制作会社課長、村上草太は地元信用金庫の課長で2児の父親。

金田一とはキャリアの差がえらいあるなあ。

 

佐木「いやービックリですね先輩。昔散々事件があったあの離島に今度は仕事で行かなくちゃならないなんて!」

金田一「我ながら呪われているとしか思えない。」

なんせ金田一は死神だから。金田一いるところに事件あり。

村上「でも殺人事件が起こった以外はいい島じゃん。」

いい島でも殺人事件が起こったら、絶対行きたくないんだよなぁ。

 

可愛い後輩まりんちゃんと一緒に仕事するということがすでにこの2人に知られている金田一

村上「七瀬さんにバレないようにな。」

美雪は現在、大手航空会社のチーフパーサー。めちゃくちゃ出世しているな美雪。

 

金田一「結構飲んじまったー・・・」

帰宅した金田一は顔をバチャバチャ洗っていた。すると、美雪からメッセージが。

美雪「はじめちゃんちゃんとご飯食べてる?」

世話焼きな所は相変わらず。

 

金田一「もう謎は解きたくないんだ・・・お前ならわかってくれるよな?美雪・・・」

共に行動し事件を解決してきたパートナーにしか言えないセリフ。

 

まりんからもメッセージが。

金田一主任あたしも歌島リゾート行けることになりましたぁ☆」

 

翌日

金田一は船内で歌島リゾート夢の縁結びツアーの参加客に挨拶をする。

かつて殺人事件が起こった歌島で縁結び・・・どうかしてる。

なーんも知らない参加客は呑気に歌島の景色を眺めている。

 

金田一「あのオペラ座館のあった歌島にまた舞い戻ってきちまった・・・」

   「何も起こりゃしないさ・・・! 何もーー・・・」

 

 

今回はここまでです。見どころはやはり謎を解きたくないと思う金田一

はたして高校生時代の推理力は衰えていないのか、気になるところです。

また現状ヒロインであるまりんちゃん。美雪、好敵手が現れたよ。

後日に続きを上げていきます。それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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