強い味方がついに! サイコミ連載中 『今どきの若いモンは』 26話レビュー
マイルキンです。
今回はサイコミ連載中、『今どきの若いモンは』26話をレビュー。
社内プレゼンまであと一日。
フジノ工業の藤野社長に提案をしたが、いきなり撃沈!
風間部長
「ど・・・ どうしてですか藤野社長!!」
「勝てばとんでもない利益になるんですよ!? 決して悪い話じゃ・・・」
フジノ工業社長 藤野勝(ふじのまさる)
「「勝てば」ですよね?」
自分の小さい会社が帝エレに勝てる訳ないし、リスクが高い、といった理由で断ってきたが。
本当の理由は・・・
自分の会社が風間部長・石沢課長らが鬼戸との社内闘争に勝つための道具にされているのではないかという疑念。
「ガッカリです もう帰ってくれますか?」と言われてしまった。
出典:『今どきの若いモンは』第26話 3ページより
©吉谷光平
「終わった・・・」と石沢課長。
風間部長はこんなことでは引かず、真顔で「帰りません!」とはっきり言った!
藤野社長が言う通り、フジノ工業から見ればくだらない社内闘争をしている風間部長・石沢課長。
ただこれに勝つと、莫大な利益が継続的にフジノ工業にも入ってくる。
風間部長は「フジノ工業のため」に提案したということを強調した。
出典:『今どきの若いモンは』第26話 4ページより
©吉谷光平
イチかバチかの賭けに出た風間部長は藤野社長に新製品の部品設計図を見せた。
元々電子部品を専門にしていた風間部長が作った最後の切札。
藤野社長曰く営業にするにはもったいないくらい。
フジノ工業社長 藤野勝(ふじのまさる)
「・・・確かに このやり方であれば帝エレにも品質で勝てますね・・・」
「つまり この設計図に沿って作れば確実に勝てる・・・ という訳ですか だったら・・・」
風間部長は「ちょっとその設計図返して頂けますか?」と言って設計図を返して貰うと
何とその設計図を破ってしまった!
そして藤野社長を煽る!煽る!煽る!
出典:『今どきの若いモンは』第26話 8ページより
©吉谷光平
風間部長
「それじゃあ勝てる訳ないですね」
「なんてったって相手はあの大企業帝エレですからね~」
フジノ工業社長 藤野勝(ふじのまさる)
「バ・・・バカにしないでくださいよ!!」
「ウチは技術力を誇りにずっと戦ってきたんだ!! そんな設計図なんかなくても」
「大企業にだって負けない!! それがフジノの誇りなんだ!!」
あっ・・・ これ完全に風間部長の作戦にハマってる。
風間部長
「負けない・・・と 今仰りましたか?」
藤野社長が風間部長にけしかけられたはずみで言ってしまったこと・・・
それが藤野社長の「誇り」。
昔から自分達の腕だけを信じて勝つ保証がなくたって技術力と誇りをかけて戦い続けて会社を守ってきた。
その「誇り」を持ってすれば、帝エレに絶対勝てる!!
風間部長、最後の一撃の一言。
その威力は凄まじく、細目の藤野社長の目が開いてしまうほど。
出典:『今どきの若いモンは』第26話 11ページより
©吉谷光平
フジノ工業社長 藤野勝(ふじのまさる)
「最高のモノを作りますよ フジノの誇りにかけて」
風間部長
「・・・はい!! よろしくお願いします!!」
皆が意気消沈の中、フジノ工業を口説き落とした風間部長に驚く恵比寿課長。
恵比寿課長
「え・・・!? フジノ工業おさえたんですか!? 本当ですか風間部長!?」
石沢課長もヒヤリとしたが、いつの間に設計図を作っていたんだ?
やはり天才か・・・
石沢課長・恵比寿課長にプレゼン資料制作を任せ、風間部長は退社。
ただその場には鬼戸の部下、城下が。鬼戸に電話する。
城下
「・・・もしもし城下です」
「鬼戸課長 実は・・・」
深夜1:25になってようやくプレゼン資料完成。
今だと間違いなく大問題になってしまうが・・・
この当時は労基?何ソレ美味しいの?っていう時代だったのだ。
石沢課長
「さぁ帰るか」
恵比寿課長
「クタクタですよ~ ココアでパーッといきたいです!!」
本当にココア好きな恵比寿課長。
石沢課長・恵比寿課長が退社した後、魔の手が・・・
鬼戸
「風間のプレゼン資料全て処分しろ」
一体どうなってしまうのか!?
出典:『今どきの若いモンは』第26話 16ページより
©吉谷光平
終
以上です。鬼戸はとことんゲスな男です。
ここまできたらもう徹底的に悪を貫いてくれー!
風間部長のプレゼンどうなってしまうのか!?
次回もお楽しみに。今回はここまで、それではー。
1~3話
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