徳間書店 ゼノンコミックス連載 間取りはどれにする？1巻、 5話・6話レビュー

こんばんは、マイルキンです。

今回は以前紹介した漫画、間取りはどれにする？1巻、5話・6話のレビューをします。

ネタバレ注意です！！

めぐみ→愛称めぐ　かよ→愛称かよ

５話　夏の夢にはご用心？

扉絵は水着姿のめぐ、かよ。共に健康的な感じが良ィ！

夏！海！！

海水浴に来た、めぐ、かよ、そして友達３人。

なんだよめぐ、結構スタイル良いじゃねえか。

めぐ

「いや～～満喫満喫♪」

海の家で昼食を食べるめぐたち。友達３人（それぞれ名前不明）も可愛い子ばかり。

それぞれショートヘア、黒髪、おさげが特徴で私はおさげの子がお気に入り。

めぐ

「夏はやっぱ海だよねぇ。家で図面ばっか引いてるなんて２０歳（ハタチ）女子が夏休みにすることじゃないよ。」

そうだよな。大学生って夏休みになるともっと遊んでいるようなイメージがあるし。

建築学部の学生は夏休みの課題で大忙しのようだ。

他愛もない会話が続く。そして今居る海の家の話題へ。

かよ

「たしかに古民家のカフェって感じではないもんなぁ。ただただ古い昔ながらの海の家っていうか・・・」

「そういえば海の家のデザインコンテストでオシャレな海の家見たことあったっけ。「『未来の海の家』とかテーマごとに、かなり斬新なデザインだったんだよね。」

ショートヘアの友達

「あぁ、それ私も見たことあるよ。アルミの骨組みの家とかでしょ？」

「（めぐの理想の南国風のカフェに対して）南国風のなんてありきたりじゃん。だったらせめて静かな北欧風のカフェがいいよ。」

めぐ

「なんでも自由にデザインできるなら南国風のカフェみたいな内装がいいなぁ～～♡」

「あ！あとさカフェの隣に大きいエステサロン欲しくない！？」

「そしたら帰りにその場で日焼けのアフターケアしてもらえるし☆」

黒髪の友達

「肌のケアとかするんだったら髪もケアしなきゃダメでしょ！」

「美容室も併設させて海出た直後にヘアケア～♪」

おさげの友達

「全面ガラス張りの白を基調とした海を一望できるカフェで１日中ケーキを食べていたい・・・」

海の家のデザインについて大いに盛り上がる。建築学部は見ている視線が違うね。

しかもＪＤがするような会話じゃねえ。

互いの理想を語り合い、間取りを描いていく。最終的にこんな海の家がイメージ出来た。

１階：ロッカーとトイレ、シャワー、更衣室

２階：エステと美容室、カフェ

３階：水平線の彼方まで見渡せるオープンテラス

実際こんな海の家はあり得ないけど、あくまで妄想ってことで。

めぐ

「えへへっ　あのねーー」

「夕日を眺めながらカクテルを片手におしゃべりして、太陽が沈む間際そっと彼が指輪を差し出して。」

「結婚しよう。」

めぐの妄想が炸裂！！周囲のかよとショート、黒髪の友達は共に共感。キャーッ！

アイスのコーンを黙々と食べていたおさげの友達が言ってはならない爆弾発言を。

おさげの友達

「・・・それはいいんだけど一番肝心なのはさー。この中に一人でも彼氏いる人いんの？」

周囲の空気が固まった・・・。終わった。だから言っちゃいけないんだって。

めぐ

「・・・理想の将来設計は仮説建築よりたてるのが難しい・・・」

かよ

「・・・うまいこと言わないでよろしい・・・」

終

間取りのミニコーナーのテーマは仮説建築のキマリ。

仮説建築のキマリについて文章で説明するのは難しく紹介できませんでしたが、仮説建築は条件によって建築基準法に規定されている制限を緩和できるようです。

まさに本編で登場した海の家は仮説建築です。

６話　間取りの大敵

扉絵はホットドックを食べながら、牛乳をコップに入れるめぐと髪をドライヤーで乾かすかよ。

かよ

「めぐと一緒にこのアパートに住んで１年ちょっと。そろそろ別の物件に住みたいなァと二人で話し合っている今日この頃・・・」

「ダメだ・・・暑くて眠れない・・・」

翌朝

めぐ

「う～ん」

「ふぁ？」

横でかよが寝ていた。あまりにも暑かったため、めぐのベットにもぐりこんだみたい。

かよ

「だって・・・しょうがないじゃない。昨日の夜すっごい暑くてエアコンないと眠れなかったんだから。」

「次住む所は絶対全部屋エアコン完備ね。」

かよの部屋にはエアコンがない。昨日の暑さはあまりにも深刻だったよう。

シャワーを浴びためぐはドライヤーを片手に持ち、周囲をキョロキョロ見渡す。

めぐ

「こっちのカベ側ってコンセントひとつもないんだよなぁって。」

めぐがよく座るソファの周りにはコンセントがない。不満を漏らす。

めぐ

「あとコンセントじゃないけど私アレもイヤなんだ。トイレ！」

「トイレの室内に電気のスイッチあるでしょ？私電気付けてから中に入りたい派なんだよ。」

かよ

「そうなの？私は別にスイッチが中でも外でもどっちでもいいけど。」

全然よくなーい！！とキレるめぐ。めぐは怖がりなので、深夜の真っ暗なトイレを開けるのが怖いからトイレのスイッチが外側に付けて欲しかった。

怖がるめぐを見たかよはニヤリ。

かよ

「そんなことより私はベランダ問題の方が深刻だったよ。」

めぐ

「そんなことって・・・てゆーかベランダって何か問題あったけ？」

かよ

「問題大アリだよっ。ベランダ狭すぎ＆柵の幅広すぎ！！」

柵の幅が広すぎて布団を干す時、30ｃｍくらい開く布団ばさみがないと布団を干せなかったという苦労話が。布団ばさみは見つかったけど地味に高くて痛い出費だった。

かよ

「ま、これくらいの不満で済んでるだけマシかぁ。立地とか近隣の問題があるわけじゃないし・・・」

この発言に対してめぐがツッコむ。

「いやいや立地にも問題あるでしょ！」

「コンビニ行くのしんどい問題！！」

めぐ・かよが住むアパートからコンビニまで徒歩５分だが、アパートとコンビニの立地に高低差がある。そのため行きしは坂を下って行くから楽だが、帰りは地獄。坂を汗かきながら登って行かなくてはならない。

めぐ

「シャワーを浴びてからアイスが食べたいと思って軽い気分でコンビニへ行ったものの帰ってくる頃にはせっかくシャワーでさっぱりした体が汗でビチャビチャ。」

「結局またシャワーを浴びなければならないという二度手間！！」

非常に小さな悩みだけど、少し共感できる。

めぐ

「あとはーーー」

かよ

「ストップ！そこまで。」

「今住んでる部屋の粗探しもこのくらいにしておかない？」

「『人の欲に際限なし』粗探しは間取りの大敵だよ！」

ネガティブな話ばかりなので、めぐとアイス食べて景気づけしようと試みるかよ。

でも・・・

アイスが冷蔵庫に入ってなかった。

かよ

「コンビニまでアイス・・・買に行く？」

めぐ

「シャワー浴びたばかりなので無理☠」

終

間取りミニコーナーのテーマは間取りの不満。内見の時は良いと思って決めたのに、住み始める不満が出てくるあるあるがテーマです。

部屋選びをするときは自分たちがどれを一番求めているかをリスト化して部屋選びしましょう♪

今回はここまで。続きはまた後日です。それでは。